


日本のやきものを振り返ると、真っ白な無地の器は、実はそれほど多くありません。
有田で焼かれた初期伊万里の時代から、白い素地の上には、たいてい簡素な草花や山水、動物、文字が染付で描かれてきました。器は真っ白な沈黙ではなく、どこかに小さな「語り」を宿していたのです。
けれども、その文様は決して画面いっぱいに広がるわけではありません。
広い白の中に、ぽつりと枝を伸ばす梅。
余白を残しながら、静かに泳ぐ魚。
描かれていない空間――それこそが、日本の美意識の核心でした。
余白は「何もない」のではない
余白とは、空白ではありません。
そこには、光が差し、料理が乗り、使う人の気配が入り込みます。
たとえば、ほんの一枝の染付。
周囲に広がる白は、春の霞にも、冬の静寂にも見えてくる。
器は完成しているのに、まだどこか余地を残している。
その「余地」こそが、雅味(がみ)なのだと思います。
雅味とは、声高ではない上品さ。
控えめで、しかし芯が通っている風情。
深く洗練された情緒のこと。

器が饒舌すぎると、料理は居場所を失います。
しかし、余白の多い器は違います。
料理を受け止め、引き立て、静かに舞台を整える。
まるで名脇役のように。
現代のシンプルさと響き合う

現代もまた、シンプルな意匠が好まれています。
北欧デザインの影響もあり、余計な装飾をそぎ落とした器が人気です。
けれど、それは新しい流行というより、
日本のやきものがもともと持っていた「余白の感覚」と響き合っているのではないでしょうか。
白地に小さな線。
淡い青の一筆。
あるいは、ほとんど無地に見える静かな佇まい。
そこに料理を盛ると、空白だったはずの場所が、突然、豊かに満ちてくる。
余白は、使うことで完成するのです。
余白のある暮らし
忙しい日々の中で、私たちはつい、隙間を埋めたくなります。
予定で埋め、情報で埋め、空間で埋める。
けれど、余白の多い器を前にすると、
「少し静かにしてみよう」と言われている気がします。
何も描かれていない部分にこそ、
季節や気持ちが入り込む余地がある。
雅味豊かな器とは、
使い手の心まで整えてくれる器なのかもしれません。
白の広がりの中に、そっと一筆。
その控えめな美しさが、
今日の食卓に、深い余韻を残してくれます。




【有田焼】【貴祥窯】 【古伊万里】【初期伊万里】 染付山水紋木甲向付
数量 サイズ 1客 径 約15×11.8cm 高さ 約4.4cm
色合い 手ざわり等
磁器 温かみのある白で抑えめのつやがあります、独自の釉薬・顔料で古伊万里の色を再現しています。





【有田焼】【青花】【しん窯】江戸紋5寸深丼
日本的な絵柄として親しまれロングセラーとなりました。
数量 サイズ 1ヶ入 径 約15.2cm 高さ 約8.7cm
【有田焼】【青花】【しん窯】江戸紋5寸深丼 【ギフト】【贈答品】 南蛮人 異人柄 和食器 手書き 手描き 染付 藍色 かわいい
5寸皿 瓢箪
サイズ 約Φ15.0 x H2.5cm
素材 磁器
生産地 石川県





九谷焼 7.5号皿 染付瓔珞文吉田屋風/青郊窯
商品サイズ 径22.5cm
箱の種類 化粧箱
作家 青郊窯


お好み丼 13cm 北欧風pattern 軽量食器
サイズ/直径13×高さ7cm
重さ/約297g(商品により誤差があります)
容量/約425cc
質感/つややか
素材/磁器
生産地/日本(美濃焼)





【有田焼】【青花】【しん窯】絵変り丸銘々皿
数量 サイズ 1枚 径 約14.2cm 高さ 約2.6cm
【有田焼】【青花】【しん窯】絵変り丸銘々皿 【1枚バラ売り】【ギフト】【贈答品】 南蛮人 異人柄 和食器 おしゃれ 染付 藍色 ケーキ皿 取り皿 お菓子皿 かわいい

