日々の食卓を彩る和食器。その中でも大皿は、料理を美しく引き立て、集いの場を温かな雰囲気に包み込む、まさに中心的な存在です。一枚の大皿が持つ役割は、料理を盛るという機能だけではなく、季節や空間の美を表現する舞台とも言えるでしょう。


例えば、親しい友人や家族が集う食事会。表情の異なる大皿や大鉢をいくつも並べれば、食卓は一気に華やぎます。深い藍色の皿に盛られた煮物、白地に赤絵が施された皿に広げられた刺身、黒く艶やかな鉢に盛られた炊き込みご飯。それぞれの皿が放つ個性が重なり合い、食事の時間がまるで一幅の絵のような美しさを帯びます。


一方で、シンプルな和風のおもてなしには、一品か二品を大皿に盛り、ほかの料理はお盆や折敷に一人分ずつ配るというスタイルも洒落ています。このような組み合わせは、大皿料理の豪華さと一人一人への細やかな心配りの両方を感じさせ、見る人や食べる人の心を満たします。大皿には、分け合う楽しさ、共有する喜びが宿っています。


また、大皿そのものがアートのような存在であることも見逃せません。陶芸家が丹精を込めて作り上げた大皿は、そこに料理が盛られなくても飾るだけで空間を引き締める力があります。四季の移ろいを表現した絵付け、手触りまで心地よい釉薬の仕上がり。そのような一枚と出会えることは、器好きにとって何にも代えがたい喜びです。
大皿が持つ可能性は無限です。それは料理のための器であると同時に、集いを盛り上げる舞台装置であり、空間を彩る芸術作品でもあります。次に食卓を囲むとき、その中心に据える大皿に少しこだわってみるのはいかがでしょうか。その一枚が、何気ない日常を少しだけ特別なものに変えてくれるかもしれません。


有田染付けシリーズ 輪花プレート 青海波(せいかいは)
サイズ W27.3xD25.9xH1.9cm
素材 磁器


有田染付けシリーズ 輪花プレート 濃唐草(だみからくさ)
サイズ W27.3xD25.9xH1.9cm
素材 磁器


有田染付けシリーズ 輪花プレート 地文十草(じもんとくさ)
サイズ W27.3xD25.9xH1.9cm
素材 磁器

