栃木県の益子町。ここで生まれる「益子焼」は、どこか温かみのある表情をたたえた器です。素朴で飾らない粧い、ざらりとした粗めの土肌、そして渋みを帯びた鉄釉や、灰色の中に柔らかさを宿す藁灰釉の加飾。見た目の派手さはありませんが、使うほどに愛着のわく、暮らしに寄り添う器です。


民芸陶としての誇り ― 浜田庄司の足跡
益子焼が全国に名を知られるようになった背景には、一人の偉大な陶芸家の存在がありました。民芸運動を牽引した浜田庄司です。
1924年、イギリス留学から帰国した浜田庄司は、静かな創作の場を求めて益子に工房を構えました。彼が目指したのは、「日常のなかにある美」を見出すこと。使いやすく、丈夫で、そして美しい器を、民衆の手に届く価格でつくるという理念でした。
浜田は、地元の土を使い、鉄釉や藁灰釉を中心とした簡素な加飾を好みました。その作品は、見栄を張るのではなく、静かに人の心を満たすものでした。彼の影響は、のちに人間国宝となった陶芸家たちにも広がり、益子焼は「民芸陶の聖地」として確かな地位を築きます。


あたらしい益子焼 ― 次世代の作家たち
近年、益子では新しい息吹が感じられます。伝統の技術と精神を受け継ぎつつも、現代の感性を取り入れた若手作家たちが、自由な発想で作品を生み出しています。色彩やフォルムに遊び心を加えた器、アートピースのような一輪挿し、現代建築に似合うモダンな花器──それらは益子焼の懐の深さを物語っています。
地元で開かれる「益子陶器市」は、こうした新旧の作家が一堂に会し、直接作品に触れ、対話できる貴重な場。全国から多くの陶器ファンが訪れ、益子焼の多様な表情に触れています。



土と向き合い、暮らしに寄り添う器
益子焼は、重量感のある手になじみやすい陶器が大半だ。湯を入れ、汁を入れてもじかに熱を伝えず、なつかしい温もりに変えてくれる器たちです。
益子焼の魅力は、やはりその「土の力」にあります。手に取ると、しっかりとした重みと土のぬくもりを感じることができ、食卓に自然の風景が加わったような安らぎが生まれます。
華やかさはないかもしれません。でも、毎日使いたくなる。季節の料理がふと映える。そんな器こそ、本当に「美しい器」なのではないでしょうか。
益子焼は、これからも変わり続けながら、静かに暮らしを照らす灯のような存在であり続けるでしょう。
益子焼 アンティークスリムライン プレート(L) わかさま陶芸


益子焼 アンティークスリムライン プレート(L) わかさま陶芸
素材 陶器
サイズ
直径24cm前後 / 高さ3cm前後
※手作り品のため、参考サイズとなります。
カテゴリ アンティークスリムライン
アイテム 大皿


ロータス(中)シャビーターコイズ 益子焼 浅鉢


ロータス(中)シャビーターコイズ 益子焼 浅鉢
素材 陶器
サイズ 幅18×14cm 前後 / 高さ3cm 程度
※手作り品のため、参考サイズとなります。


益子焼 たわみ鉢【中】kinari わかさま陶芸


益子焼 たわみ鉢【中】kinari わかさま陶芸
素材 陶器
カラー 生成り
サイズ
幅20×18cm前後 / 高さ7cm前後
※ろくろによる制作のため、おおよその参考サイズとなります。


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