2025-05

和食器

【有田染付】 有田の藍、暮らしにやさしく

江戸時代から続く磁器の里・佐賀県有田。その静かな町並みから世界へと羽ばたいてきたのが、有田焼の染付です。その青は、ただの「青」ではありません。深く、濃く、時にやわらかく。日本人の心に寄り添う“藍”の色――「ジャパンブルー」とも呼ばれるこの藍...
和食器

【マグカップ】家族のぬくもりを食卓に届ける——たち吉のマグカップと母の日のひととき

京都に本拠を構える「たち吉」は、創業260年を超える老舗の和食器専門店。日本の美意識を大切にしながら、現代の暮らしに寄り添う器を提案し続けてきました。その器には、使う人の心を和ませ、食卓に四季と彩りをもたらす力があります。 マグカップ 湯の...
和食器

【器形】和食器のやさしい花形 ― 輪花(りんか)の魅力

和食器の中でも、可憐で上品な印象を放つ器形として親しまれているのが「輪花(りんか)」です。輪花とは、器の口縁部に規則的な凹凸や切込みを加えることで、上から見たときにまるで花が咲いたような形に成形されたものを指します。 福泉窯 錦春秋 輪花 ...
和食器

【器形】菱(ひし)— 菱形の美を宿す和食器

和食器の形には、日本の自然や風物を映した多様な意匠が見られますが、その中でも「菱(ひし)」は、幾何学的でありながらも自然に根ざした優美な器形です。「菱」の名は、池や沼に自生する水草「菱(ひし)」の実の形に由来しており、古くから日本人の生活の...
和食器

【器形】和食器の器形「隅切(すみきり)」──整いと柔らぎが共存するかたち

「隅切(すみきり)」は、四角形の器の四隅を切り落とした形状のことを指します。その造形は、直線的な印象を持つ四角形に、さりげない変化を加えることで、幾何学的な整然さと、柔らかい印象を同時に生み出します。器だけでなく、縁高(ふちだか)、膳、折敷...
和食器

【器形】八角 ― 八つの角が生み出す端正な美と実用性

和食器における「八角」とは、その名の通り八つの角を持つ八角形の器を指します。直線と角が織りなす端正な造形は、食卓に静かな緊張感と品格をもたらします。 幸兵衛窯 × M.STYLE インディゴ八角皿 19cm 幸兵衛窯 × M.STYLE イ...
和食器

【器形】和食器の器形「木瓜(もっこう)」──日常に映える優美な変形皿

和食器には、丸・角・楕円といった基本形のほかに、伝統的でありながら個性豊かな「変形皿」が数多くあります。そのなかでも、やわらかな曲線と穏やかな非対称性が美しいのが「木瓜(もっこう)」です。 文吉窯 7寸木瓜長皿 染山水青手 文吉窯 7寸木瓜...
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【器形】片口——注ぎ口に託された美と用の器形

和食器のなかでも、静かに個性を放つ器形に「片口(かたくち)」があります。名前の通り、片側に小さな注ぎ口を持つこの器は、その形の由来からも実用を意識したものであることがわかりますが、ただの道具に留まらない美的な魅力を内包しています。 片口とは...
和食器

【器形】和食器の器形:手付(てつき)

和食器の中で「手付(てつき)」とは、把手(ハンドル)がついた鉢の総称です。形状としては鉢を基本としながら、把手のつき方によって独特の風情を持ち、日常使いから茶の湯、懐石料理にまで幅広く用いられてきました。 陶里 第31集 織部手付向付 陶里...
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【化粧土/陶土】異なる土で彩るやきものの世界

陶芸の世界では、地の土(素地)とは異なる色の土を表面に施すことで、多彩な表現を生み出します。これを「化粧土」と呼び、さまざまな技法が生まれました。 渕錆粉引ディナープレート24.5cm 美濃焼 渕錆粉引ディナープレート24.5cm 美濃焼 ...