2025-05

和食器

【伊賀焼、灰釉】大地の力を感じる野趣、炎と灰が織りなす自然の美

■ 伊賀焼とは 伊賀焼(いがやき)は、三重県伊賀市周辺で焼かれる陶器で、平安時代にそのルーツを持つとされる非常に歴史ある焼き物です。特に茶の湯文化と共に発展し、千利休の影響を受けた「侘び寂び」の美意識が色濃く宿ります。 ■ 伊賀焼の特徴と魅...
和食器

「北欧風」デザインの魅力と、和食器との心地よい関係

北欧風デザインとは? 「北欧風」とは、主にスウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークといった北欧諸国のライフスタイルやデザイン思想に由来するスタイルです。寒く、長い冬を過ごす北欧の暮らしに根差した、機能性と美しさの調和が特徴です。 ...
和食器

人生に寄り添う器──和食器の「飯碗」

料理になごみと気品を与えてくれる和食器。それは、日本人の暮らしに深く根ざした、心を整える道具でもあります。なかでも「飯碗」は、日常の食卓において、特別な役割を担ってきた器です。 京焼 清水焼 織部面取ご飯茶碗 木野窯 大 京焼 清水焼 織部...
和食器

和食器の文様「市松」、 連なりと均衡が織りなす日本の美

■ 市松文様とは 「市松文様(いちまつもんよう)」は、白と黒や、白と緑など異なる色を交互に配した正方形の格子模様で、碁盤のように規則正しく並ぶのが特徴です。現代では「チェック柄」としても認識されるこの文様は、日本の伝統意匠の中でもとりわけシ...
和食器

宝尽くし(たからづくし)— 末広がりの福を呼ぶ縁起尽くし

和食器に描かれる吉祥文様 「宝尽くし」とは、さまざまな吉祥の宝物を一面に散りばめた、非常におめでたい文様です。室町時代から続くこの文様は、江戸時代に庶民文化の中でさらに広まり、婚礼や晴れの席などの衣装や調度品、そして和食器にも多く使われてき...
和食器

実りと繁栄を象徴する「葡萄文様」

● 古今東西で愛され続ける吉祥のモチーフ 和食器に描かれる文様の中でも、「葡萄文様」はとりわけ豊かさと生命力を感じさせるものとして親しまれてきました。つるを伸ばし、房をたわわに実らせる姿は、目にも楽しく、また縁起のよい意味を込めて、器や着物...
和食器

永遠に連なる美しさ ― 和食器に宿る「七宝文様」の魅力

日本の伝統的な和食器には、数多くの美しい文様が施されています。その中でも、調和と円満の象徴として長く親しまれてきたのが「七宝(しっぽう)文様」です。幾何学的でありながら柔らかく、連続する円形の模様には、ただの装飾を超えた深い意味と祈りが込め...
和食器

和食器の流水文、水のかたちに、千年の美意識をのせて

和食器の文様「流水」は、日本人の自然観や季節感、美意識を色濃く反映した伝統的な意匠のひとつです。その流れるような線は、水の動きを象徴し、静けさの中にも生命のうごめきを感じさせる文様として、多くの和食器や着物、建築装飾にも取り入れられてきまし...
和食器

和食器の文様 ――「祥瑞(しょんずい)」の魅力と物語

和食器に描かれる文様のなかでも、とりわけ気品と吉祥を象徴するもののひとつが「祥瑞(しょんずい)文様」です。縁起が良く、格調高い意匠として、茶人や文人、そして器好きたちの心を長く捉えてきたこの文様には、深い歴史と意味が秘められています。 京焼...
和食器

和食器の文様「瓔珞(ようらく)」の雅な美と祈りのかたち

「瓔珞(ようらく)」とは、もともと古代インドの貴族や聖職者が身につけていた装身具のこと。宝石や金属を連ねたネックレスや胸飾りのようなもので、特に仏像の装飾として仏教伝来とともに日本に広まりました。