
●深海のブルー
美濃焼の伝統に新しい息吹を加えたこの平鉢は、まさに「深海のブルー」という表現がふさわしい美しさをたたえています。器の形は、どっしりと構えた安定感のある平鉢でありながら、その軽さ(わずか260g)は使う人に驚きと感動を与えるでしょう。軽量さは手に取る際の心地よさを生み出し、見た目の重厚感とのギャップが、器そのものの存在感を際立たせます。
この器の最大の魅力は、表面に施された色彩のグラデーションです。黒、濃い青、濃紺の3層が織りなす景色は、まるで夜明け前の静かな海を思わせます。特に底の濃紺の部分は、深海の神秘を閉じ込めたかのようなラピスラズリブルー。その濃密で奥行きのある色合いは、見るたびに新しい発見をもたらしてくれるようです。

●料理を引き立てる「深海の舞台」
この平鉢は、どんな料理を盛り付けても、その美しさをさらに際立たせる「舞台」のような存在です。鮮やかな料理を盛れば、その彩りがまるで深海に浮かぶ宝石のように輝きます。例えば、焼き魚の切り身を中央に置き、その周囲に添えた赤い大根おろしや黄色い柚子皮が、黒から濃青へと変化する背景に映えて見えるでしょう。
また、この器は和食だけでなく洋食にも驚くほどマッチします。濃い青色の中央にスープパスタやリゾットを盛り付ければ、その温かな料理の湯気と相まって、深海から漂い上がるような幻想的な雰囲気を醸し出します。あるいは、底に濃紺の背景を持つことで、スイーツやフルーツが一層鮮やかに見えるのもこの器の魅力のひとつです。ラズベリーやキウイの切り身を盛り付ければ、まるでジュエリーケースの中に宝石を並べたかのような美しさを感じられるでしょう。

●美濃焼の伝統と革新
美濃焼は、長い歴史の中で時代のニーズに柔軟に応えてきました。この器もまた、その進化の中で生まれた一つの「革新」です。伝統的な美濃焼の技法を守りつつも、現代のライフスタイルに合わせたデザインと色彩を取り入れることで、食卓を彩るモダンな器としての役割を果たしています。
特に、この器に見られる大胆な3層の色使いは、美濃焼が持つ自由な発想力を象徴していると言えます。黒と青という落ち着いた色調を使いながらも、グラデーションによって動きや奥行きを表現している点は、まさに現代的なセンスが光る部分です。食卓に置かれるだけでその空間が引き締まり、料理が引き立つような洗練された存在感があります。
●使いやすさと芸術性の両立
平鉢のサイズは163mmと、使い勝手の良い中鉢サイズ。日常使いにもぴったりで、主菜の盛り付けにも、家族でシェアするサラダや煮物の器としても活躍します。その形状は、盛り付けた料理が美しく見えるように計算されており、口縁に向かって広がるフォルムが料理全体を引き立てます。
また、この器は単に「使いやすい道具」という域を超え、「見る喜び」をもたらす芸術作品でもあります。深海を彷彿とさせる色彩は、料理を盛らずとも、ただ眺めているだけで心を穏やかにしてくれるでしょう。

●深海の静けさを日常に
現代の忙しい日々の中で、食事の時間は心を休めるひとときでありたいものです。この「深海のラピスラズリブルー」の平鉢は、食事を単なる栄養摂取の場から、心を豊かにする時間へと変えてくれる器です。料理が盛られた瞬間、色彩が作り出す世界に引き込まれ、深海の静けさに包まれるような感覚を味わえるでしょう。
この器は、美濃焼の伝統が生み出した新たな可能性を象徴しています。それは、手に取る人、使う人の暮らしにそっと寄り添い、料理を、そして日常をより豊かにしてくれる特別な存在です。この深い青の魅力を、ぜひ手に取り、そして食卓で感じてみてください。

ラピスラズリ瑠璃色ブルー 和食大好き 碧き深海色の平鉢 16cm
【サイズ(約)】
163×高さ45mm 約260g

