白磁 ― 白の静けさに宿る物語

文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁 和食器
文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁
古白磁 豆皿3点セット
古白磁 豆皿3点セット

古白磁 豆皿3点セット

サイズ 菊形小皿 Φ11 H2cm
四稜 古白磁 Φ11 H2cm
角小鉢 上辺7cm 底辺4cm H3cm
素材 磁器
生産地 有田焼

   

白磁の器を手に取ると、まず感じるのは“音”である。指先でそっと弾くと、きん、と澄んだ響きが返ってくる。その硬質な白は、江戸時代初期、日本で初めて磁器が焼かれたときの驚きを、今も静かに語り継いでいる。

有田の山里で磁石が発見され、国産の磁器がようやく姿をあらわしたのは17世紀初頭。白く、硬く、そして輸入品より手に入れやすい。そのはずの「白磁」は、初期伊万里において意外にも多くは残されていない。
当時の人びとは、せっかく生まれた新しい素材に、染付や色絵で思いきり華を添えたかったのだろう。真新しいキャンバスに、藍や朱をのせる喜びが勝ったのかもしれない。白磁は静かに背景へとまわり、飾られた絵付けが主役になった。

けれど、白磁の魅力はいつの時代も密やかだ。
光を吸い込むような柔らかな白、釉の下に透ける磁胎の景色、手に沿うなめらかさ。絵柄はなくとも、器そのものが語る静謐がある。

白磁の皿を一枚置くだけで、食卓の空気がふっと整う時がある。何も足さぬ白の余白が、料理の彩りを美しく受け止め、心の中の騒がしさまで沈めてくれる。

華やかな器が増えた現代でも、白磁は静かにそこにいる。
派手さを求めない凛とした佇まいは、むしろ時代とともに深まっていくようだ。

白という色は、本当は“無”ではない。光のすべてを抱えながら、何ものにも染まらない強さがある。
白磁の器に手を添えるたび、その強さとやさしさを、私たちはそっと受け取っているのかもしれない。

文吉窯  7寸モッコ型長皿  白磁
文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁

文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁

サイズ 約W21.5x H2.5cm
素材 陶器
生産地 石川県
■食器洗浄機 : 可
■電子レンジ : 可
■オーブン : 不可
■直火 : 不可
■IH : 不可

文吉窯  7寸モッコ型長皿  白磁
文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁
文吉窯  7寸モッコ型長皿  白磁
文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁
文吉窯  7寸モッコ型長皿  白磁
文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁
文吉窯  7寸モッコ型長皿  白磁
文吉窯 7寸モッコ型長皿 白磁

   

小皿 10cm 白磁線刻 gaku
小皿 10cm 白磁線刻 gaku

小皿 10cm 白磁線刻 gaku

サイズ・重さ
木瓜/直径10×高さ1.6cm・約76g
雪花/直径10×高さ1.5cm・約72g
八稜鏡/直径10×高さ1.6cm・約66g
素材/磁器
質感/つややか
生産地/日本(美濃焼)
色/クリアホワイトA

小皿 10cm 白磁線刻 gaku
小皿 10cm 白磁線刻 gaku
小皿 10cm 白磁線刻 gaku
小皿 10cm 白磁線刻 gaku

    

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