伝統を現代へ、金彩に宿る静寂と、赤線に息づく温もり

吉田美統【人間国宝】九谷焼コーヒー碗皿(カップ&ソーサー)金襴手捻り花唐草 緑
素材:磁器
サイズ:
(カップ)径7.5cm×高さ7.5cm
(ソーサー)径15cm×高さ2cm
箱:桐箱


吉田美統【人間国宝】九谷焼コーヒー碗皿(カップ&ソーサー)金襴手捻り花唐草 赤
素材:磁器
サイズ:
(カップ)径7.5cm×高さ7.5cm
(ソーサー)径15cm×高さ2cm
箱:桐箱

九谷焼の魅力とは?
・鮮やかな“九谷五彩”による装飾
九谷焼の代表的な特徴は、青・赤・黄・紺青・紫の五彩を駆使した色彩豊かな上絵付け。その鮮やかさと深さが見る人を引きつけます。
・技法による多彩な表現
たとえば、釉裏金彩や赤絵細描など、各作家が独自の技術で個性を表現しつつ、九谷焼全体に統一された美的世界を築いています。
吉田美統氏の世界:金箔が紡ぐ静謐と奥行き
・釉裏金彩の第一人者
極薄・厚手の金箔を使い分け、遠近感や繊細なグラデーションにより、静かで品格ある美を描き出します。吉田氏はこの技法で2001年に人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定されました。
・シンプルながら深みある色使い
背景色を抑え、金箔の光沢だけで表現することで、シンプルながら重厚な奥行きを持たせるスタイルが特徴です。
・伝統と現代の融合
若年期に工業デザインを学び、伝統技法と現代的な感性を融合した洋風作品も手がけ、幅広い支持を得ています。
福島礼子氏の世界:赤の線が描く温かな共鳴
・赤絵細描(akae-saibyo)の継承者
極めて細い赤い線(髪の毛ほどの太さ)を何重にも重ね、模様や絵に深みと立体感を与える赤絵細描技法の継承者です。
・線に宿る個性と温もり
「線そのものに性格がある」と感じるほど、礼子さん自身の感性が線に反映されます。たとえば、象や唐子などのモチーフには、どこか温かみのある優しい表情が宿ります。
・伝統技法の再生と普及
かつて衰退しかけた赤絵細描を、父・福島武山とともに復興させ、現代にも広く伝えています。そして、日常使いしやすい器やアクセサリーにも展開し、その技法の可能性を追求しています。
まとめ
・吉田美統氏は、釉裏金彩の技法を用いて金箔に奥行きを与える表現を得意とし、金と背景色のコントラストによって静寂で品格ある美を生み出します。重要無形文化財保持者として、伝統技術を守りながらも未来へ継承する姿勢が特徴です。
・一方、福島礼子氏は赤絵細描による極細線の緻密な模様を描く技法を継承し、赤一色でも濃淡を巧みに使って立体感と温かみを表現します。かつて衰退しかけた赤絵技法を守り、現代の器やアクセサリーなどにも広げる活動を続けています。

九谷焼 焼酎カップ 赤絵細描瑞鳥文 福島礼子
■作者: 福島礼子
■サイズ:径約10.5cm 高さ11cm
六角面になっております。
※手作りのため誤差がありますことご了承ください。
■容器:桐箱(紐通し)入りの美術作品です。


九谷焼 ぐい呑 赤絵さくら文 福島礼子
■作者: 福島礼子
■サイズ:径約5.8cm 高さ4.8cm





