


食卓の上に、すっと立ち上がる一枚がある。
底から口縁まで、まるで定規で引いたように垂直に切り立つフォルム。
それが「切立(きったて/きったち)」の皿である。
切立とは、底から縁へとまっすぐに立ち上がる円筒形の形状。
かつてはお盆や折敷などの木工品、あるいは分銅形や扇面、短冊形など、器形の意匠の中にその直線的な気配を見ることができた。しかし近年、この“直線の美”が平皿の世界に本格的に広がりはじめている。
とりわけ、美濃焼 や 波佐見焼 の産地では、切立形状を取り入れた新しいプレートが次々と展開され、流通量も増えている印象だ。
■ なぜ今、切立なのか
従来の平皿は、縁がなだらかに立ち上がるものが主流だった。
一方、切立皿は底面がフラットでありながら、側面が垂直に立つ。
このわずかな違いが、使い勝手を大きく変える。
・ソースや煮汁がこぼれにくい
・パスタやカレーにも対応できる
・盛り付けの“境界線”がはっきりする
つまり、平皿と浅鉢の中間のような機能性を備えているのだ。
見た目は皿、実力はボウル寄り。そんな頼もしさがある。

■ 北欧的な直線美との親和性
直線は、潔い。
装飾を削ぎ落としたフォルムは、どこか北欧デザインを思わせる。白磁や淡い釉調で仕上げられた切立皿は、光を受けて陰影がくっきりと現れ、静かな存在感を放つ。
丸皿ばかりが並ぶ食卓に、一枚の切立皿を混ぜるだけで、テーブルの印象は引き締まる。
立ち上がった縁が“額縁”のように料理を囲み、盛り付けが自然と整う。
不思議なことに、料理まで少しモダンに見えてくる。
■ 盛り付けを変える器

器が変わると、料理の置き方も変わる。
平皿では広がっていたものが、切立皿では中央に寄る。
ソースは縁に触れず、底面の中で美しくたゆたう。
これは、器が料理に「構図」を与えているということだろう。
切立皿は、その仕組みを静かにデザインしている。
■ 流通量が増えている理由
市場で切立皿を見かける機会が増えているのは、単なる流行ではない。
・現代の食生活に合う機能性
・和洋を問わない汎用性
・収納時の収まりの良さ
・ミニマル志向のライフスタイル
直線的な形は量産にも向き、スタッキングも美しい。
産地にとっても、作り手にとっても、そして使い手にとっても合理的なのである。
■ 直線の中の余白
切立皿は、華やかではない。
けれど、静かに主張する。
それは、線の器だ。
曲線がもたらす柔らかさとは違う、凛とした緊張感。
現代の食卓が少しずつシンプルへと向かうなかで、
この“立ち上がる直線”は、確かな居場所を得つつある。
もしかすると、これは一過性のブームではなく、
新しい定番への入り口なのかもしれない。
今日の一枚を、切立で。
食卓の景色が、少し変わる。


EAST table フラット ラウンドプレート 23cm
サイズ/直径23.3×高さ1.9cm
重さ/約600g(商品により誤差があります)
質感/マット
素材/陶器
生産地/日本(美濃焼)






EAST table フラット ラウンドプレート 23cm

プレート 丸 食器 フラット 平 大皿
プレート 22cm 27.cm
材質:磁器







プレート 丸 食器 フラット 平 大皿

フラット ラウンドプレート 12.5cm 赤土
サイズ/直径12.4×高さ1.8cm
重さ/約190g(商品により誤差があります)
質感/マット
素材/陶器
生産地/日本(美濃焼)



波佐見焼 皿 藍絵変り プレート 15.5cm
【サイズ】径15.5cm×2.3cm
【商品重量】約222g
素材/材質 磁器





波佐見焼 皿 藍絵変り プレート 15.5cm

KINTO キントー セラミックラボ CLK-151 プレート 100mm
サイズ(約) Φ100×H15mm
重量(約) 100g
材質 磁器



