緑色の器と聞いて、まず思い浮かぶのは織部焼だろう。
桃山から江戸へ、武将茶人 古田織部重然 の美意識に導かれたという伝承を名に宿し、銅を含む織部釉が、あの鮮やかなグリーンを生み出した。



器全体を覆う「総織部」は、とりわけ潔い。
深く、強く、時に揺らぐ緑が、白い料理を引き立て、盛りつけの輪郭をきりりと際立たせる。そこに描かれる文様は、幾何、草花、抽象——数えきれないほどの広がりを持ち、緑一色でありながら表情は実に豊かだ。
近代に入り、この色をこよなく愛したのが 北大路魯山人 である。
料理人でもあり陶芸家でもあった彼にとって、オリベの緑は料理と拮抗する「強さ」を備えた色だったのだろう。器は脇役ではなく、料理と並び立つ存在——その思想が、この緑にはよく似合う。
現代に目を向ければ、北欧の器にも静かなグリーンが息づく。
装飾を抑えたフォルムに、やわらかな緑。自然を内に取り込むようなその色彩は、織部の大胆さとは対照的だが、日常に寄り添う点では同じ場所に立っている。
緑色の器は、古くて新しい。
土と釉と思想が重なり合い、今日の食卓でも、しっかりと居場所を持ち続けている。

取鉢 ■佐藤和次作 織部 菊形 取鉢
■サイズ:口径約16.0cm 高さ:4.0cm 深さ:約3.0cm


皿 ■ 棚橋淳 織部 鉄絵 楕円 銘々皿
■サイズ:口径:巾15.5cm×13.0cm 重さ215g


鉢 ■ 野々村浩司 総織部 五寸 広口鉢 (1鉢) ギフト 和食器
■サイズ:口径15cm 深さ3.5cm 高さ5cm


皿 ■ 棚橋淳作 織部 鉄絵 七寸 丸皿
■サイズ:直径21.7cm 重さ600g

角皿 ■ 野々村浩司 総 織部 波文 七寸 角皿 ギフト 和食器
■サイズ:直径21.0cm角 厚さ約7mm 高さ約3.5mm


波佐見焼 面取 小鉢 ボウル ダークグリーン コハク 陶磁器
サイズ φ96×H50(約mm)


小鉢 DRESS 波佐見焼 直径15cm
サイズ φ15×高さ5.1cm(小鉢)


