器が紡ぐ時間 ~源右衛門窯が描く古伊万里の美~飯碗

【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型) 飯碗
【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型)

器が紡ぐ時間 ~源右衛門窯が描く古伊万里の美~

手の中に収まる器が、日々の暮らしを静かに彩る。朝の光の中で湯気を立てるマグカップ、夕餉のひとときにそっと添えられる飯碗。その器たちが、ただの道具以上の存在であると気づくのは、きっと一度、真摯な職人の手仕事に触れたときではないだろうか。

佐賀県有田町に佇む源右衛門窯。その名を耳にしたとき、陶磁器好きならばきっと心が弾むだろう。「古伊万里の心を継ぐ」窯元として知られるこの場所は、260年以上の歴史を持つ有田焼の名門だ。その作品には、古伊万里調の華やぎと気品が息づいている。例えば、花鳥が踊る赤絵の模様や、染付の清らかな青。器のひとつひとつが、時を越えてなお人々を魅了してやまない理由は、そこに職人の魂と伝統の技が宿っているからに他ならない。

【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型)
【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型)
【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型)
【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型)

   

古伊万里の心を現代に

「古伊万里」とは、江戸時代に栄えた有田焼の多彩な様式を指す。その魅力は、色絵や染付、上絵のバランスが生み出す優美な調和にある。源右衛門窯は、この古伊万里の伝統を受け継ぎつつも、現代の生活に溶け込む新たな作品を生み出してきた。昭和期には、六代目の舘林源右衛門がヨーロッパに伝わる「輸出伊万里」の美を再発見し、それを基に新しい古伊万里様式を復興させたという。

例えば、源右衛門窯の飯碗を手に取ってみるといい。外側に広がる模様の美しさにまず目を奪われるだろう。しかし、その魅力は見た目だけにとどまらない。器を手にしたときの温もり、口元に触れる縁の繊細さ。これらすべてが、日常の何気ない時間を格別なものに変えるのだ。

【有田焼】【源右衛門窯】 古染風梅紋飯碗 (深型)

数量 サイズ 1客 径 約10.5cm 高さ 約6.5cm

   

有田焼と暮らす愉しみ、源右衛門窯のマグカップ