日々の暮らしに彩りを添える工夫として、食卓を小粋にあしらう楽しみを考えてみませんか。特に一人暮らしや親御さんのシンプルな食事でも、器の選び方や組み合わせを少し工夫するだけで、毎日の気分がぐっと明るくなることでしょう。同じお惣菜でも、素敵な器に美しく盛り付ければ、一気に御馳走に見え、心も豊かになるものです。

まずは、ご家庭の和の朝食を例にとり、お茶碗、汁椀、焼き魚を盛る中皿、そして向付など、基本的な器の組み合わせを考えることから始めてみましょう。和食でも洋食でも、すっきりとまとまるコツは、同じ大きさや形の器が重ならないように組み合わせることです。例えば、大皿には小鉢を添え、藍染の器に赤絵を組み合わせるなど、異なる風合いを楽しむことで、食卓に変化と奥行きを生み出します。
また、少し特別な気分を味わいたいときには、ガラスの器をひとつ加えたり、手の込んだデザインのお碗を使うだけでも雰囲気が一新します。さらに、テーブルクロスやランチョンマットを器に合わせてコーディネートすれば、全体の印象がぐっと洗練されます。和の雰囲気を楽しみたいときには、折敷を使うのもおすすめです。箸置きなどの小物で遊び心を加えれば、さらに個性が光ります。

器選びは、自分の感性を表現する自由な場でもあります。お気に入りの器を自在に組み合わせていくうちに、自分だけの食卓のスタイルが生まれることでしょう。その瞬間、ほっと心が和むひとときを味わうことができます。
食事の時間は、単なる栄養補給の場ではなく、日々の暮らしに彩りと豊かさを添える貴重なひとときです。器のあしらいを少し工夫するだけで、そんな時間がより充実したものになるかもしれません。ぜひ、日常の中で器の魅力を楽しみ、食卓に小粋な変化を取り入れてみてください。




鮮やかな九谷の彩色に昔から愛され続けるお目出度い文様を写した豆皿は、様々な絵柄を集めてお楽しみ頂くのもオススメ。


九谷青郊窯
九谷吉祥 縁起豆皿 瓔珞文 <ひな祭り>
サイズ φ9.5 x H1.8cm
素材 磁器

