和食器における「八角」とは、その名の通り八つの角を持つ八角形の器を指します。直線と角が織りなす端正な造形は、食卓に静かな緊張感と品格をもたらします。


幾何の美と手仕事の妙
八角形という幾何学的な形状は、円形や楕円形の器とは一線を画す、きりりとした印象を与えます。一辺一辺を丁寧に削り出すことで形成されるこの形は、手仕事の正確さが光る器形でもあります。釉薬が角に溜まり、淡い濃淡の景色を生む様子も八角ならではの魅力です。



実用性の高さ ― 盛り皿にも取り皿にも
八角の器は、深さに応じてさまざまな料理に対応できます。浅いものは取り皿や副菜皿として、少し深さのあるものは煮物や和え物の盛り皿として活躍します。角があることで料理が端まで寄りにくく、盛りつけた料理が美しく収まる点もポイントです。数人で取り分ける場面でも扱いやすく、日常からおもてなしの席まで幅広く使われています。


配置の作法 ― 一辺を手前に
八角形の器は、どの方向から見ても整った印象を与える一方で、置き方には小さな作法があります。基本は、一辺を手前に向けて置くこと。これにより、器の安定感が強調され、視覚的にも落ち着きが生まれます。角を手前にするよりも、器の形が和やかに感じられ、料理も引き立ちます。


和の形式と現代性の融合
八角形は、古くは建築や仏具にも用いられてきた縁起の良い形でもあります。円と直線の中間にあるようなその姿は、伝統を感じさせながらも、どこかモダンな印象を与えます。白磁や染付、粉引や鉄釉など、どのような釉調とも相性がよく、現代の食卓にも自然に馴染む器形です。
幸兵衛窯 × M.STYLE インディゴ八角皿 19cm


幸兵衛窯 × M.STYLE インディゴ八角皿 19cm
サイズ W19.3 x D19.3 x H3.5cm
素材 磁器
九谷焼 八角皿 石畳の図 5.5号


九谷焼 八角皿 石畳の図 5.5号
材質:本体:磁器寸法:幅:20cm箱:化粧箱
唐津焼:絵唐津八角鉢向付・中村恵子《小鉢・12.0cm》


唐津焼:絵唐津八角鉢向付・中村恵子《小鉢・12.0cm》
おおよそ12.0 × 12.0 × 高さ6.0cm
益子焼 正八角形のお皿 kinari 中皿



益子焼 正八角形のお皿 kinari 中皿
素材 陶器
カラー 生成り
サイズ 幅20cm前後 / 高さ 2.5cm前後
※手作り品のため、参考サイズとなります。

